iPhoneを全員に配って、手書きの日報をなくした。
その小さな一手が、経営者がリモートでも意思決定できる土台をつくった。
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「自分がいなくても回る組織」は、壮大な変革から始まるわけではない。 LINEワークスで日報を書いてもらう。クラウドで経費精算を完結させる。 小さなデジタルの積み重ねが、「仕組みとして回る会社」の土台になる。
一方で、渡邊さんが正直に語ったのは、できていないことだ。 現場に入れない経営者が、誰がどう働いているかを評価する仕組みは、まだ途上にある。 70年の歴史が積み上げた現場のプライド——「塩見組なめんな」という職長の言葉が象徴するもの——は、制度では作れない。
サーチファンドという手法で会社を承継するとはどういうことか。ゼロから起業するよりも「すでにある現実」と向き合い続けることだというのが、6年間のリアルから伝わってくる4回の連載になりました。
▶ 第4回(最終回)を読む https://note.com/tag_tommy/n/n24709698e507